その他の諸費用

リフォーム費用(一軒家の場合)

 持ち家で一軒家の場合家賃は発生しませんが、屋根の吹き替え、外壁塗装等のリフォーム費用が10~20年に1回必要になります。57歳から81歳までは25年間ありますので、少なくとも1回、場合によっては2回必要になります。どちらの回数を採用するかですが、とりあえず1回の費用を100万として2回と考えます。

 実施時期は60歳と、体の自由が厳しくなる75歳ぐらいに、バリアフリーも考慮して行うと考えます。

 マンションの場合は、管理費を月2万として考えて、これが一生継続すると考えればよいと思います。

施設等入居費

 本来必要ないことを願う費用ですが、高齢になれば日常的に通院は不可欠のような気もします。ただ通院費は面倒なので家計費に含めることとして、一時的な入院や施設への費用等を考慮することにします。

 施設等への入所時期ですが、ちょっと乱暴な仮定で、80歳から1年間と見積もります。入所費は必要ない施設も増えていますが、月々の支払いは20万ぐらい80歳時点で240万の支出があるとします。

お墓等の準備

 お墓を買う必要があれば、考える必要があります。また葬儀代をどうするかも考えないといけないかも。あえて考慮すると両者で300万円ぐらいでしょうか。81歳時点で必要になります。

臨時費用

 家電の買い換えは、我が家でも頻々と発生しています。年間にすると5~10万ぐらい?25年間なら125~250万円となります。また親戚や近隣の冠婚葬祭費用。必要ない時もありますが、家電の買い替え費用と合わせて150~300万円ぐらい?

 しかしこういった費用を通常の家計支出、つまり生活費に含めるとすれば、ここでは計算する必要がなくなります。

交際費、レジャー費

 実はこれが難しい。人によって大きな幅があると思いますが、これをあえてゼロとして考えます。シミュレーションをしてみて、家計に余裕があれば、ここに資産を集中して豊かな老後を送れる可能性があると考えたらよいのかなと思っています。 

年齢 リフォーム代 施設入居費 墓建立・葬儀
57
60 100
75 100
80 240
81 300
合計 200 240 300