具体的に自分の寿命が尽きると思われるころまでの総収入を計算してみます。ただしあくまで私の個人的な仮定に基づいた計算ですから、個々の数値はかなり変動があると思います。
まず早期退職をする年齢ですが、これは私と同じ57歳とします。さらに計算を簡単にするために年金等の収入は65歳からと仮定します。
次に自分の寿命ですが、55歳の男性の平均余命は27年ぐらいなので82歳とします。健康で体力に自信のある人は85歳、健康に不安のある人は80歳とか75歳にすればよいと思います。
ただ75歳で計算していたら、実際には85歳まで生きたなんてことになると、家計が破たんする可能性もあります。また単純に平均寿命というのを参考にすると男性は80歳ぐらいです。
次に健康寿命を見ます。男性の場合71歳ぐらいだと思われます。これは自立して生活できる年齢の平均という事で、私はこの年齢を境にして、海外旅行等に行くのが辛くなるのではないかと思っています。
つまりこの年齢あたりから生活費若しくは遊興費、交際費が減少するということです。
以上をまとめるとこうなります。
57歳、退職金をもらって早期退職、場合によっては失業給付を受給
60歳までは、フルタイム勤務の仕事があるかもしれませんが、その後の5年はかなり厳しい。つまり収入がかなり減ると考えます
65歳:年金受給開始、仕事はナシ
71歳:健康寿命
75歳:医療費等の負担減少
82歳:天寿を全う
というような流れになります。