というわけで、私は2の方法でシミュレーションを作りましたが、とりあえず分かりやすい1から順番に説明したいと思います。
必要になるのは、これまでまとめてきた収入と支出の具体的金額です。これが分からないとすべて推定値になります。
先ずは収入というか資産の項目についてもう一度掲載します。
1 収入関係
① 退職時の貯蓄総額
貯蓄、株式等の有価証券の時価値、投資信託等の時価
② 退職時の退職金
退職間際になれば、だいたいの額が分かると思います
③ 退職後の仕事等の予想収入
就職する場合です
④ 退職後の仕事以外の副収入
私の頭の中では、ネット等を使った副業のイメージがあります
⑤ 公的な補助金または支援制度
児童手当、一人親支援、高校授業料無償化、失業給付等
⑥ 年金
老齢年金、厚生年金、共済年金
⑦ その他
上記の項目に分類できないもの。親からの援助等もあるかもしれません。
以上の項目を自分の寿命を仮定して、その年数を掛け算して総額を求めていきます。次ページでは仮の数字を入れて総額を計算してみますが、意外に大きな数字になります。
しかし支出の方もそれに劣らず大きな数値になりますので、「厳しいな」という実感が生まれると思います。