自分自身が鬱になりかけている、という認識はインパクトがあります。そういった現状から将来を予想しました。
一番大きなポイントは、もし自分がこのまま仕事を続け、その中で体調を崩し、万が一長期入院となった場合、高校生の息子への悪影響です。
曲がりなりにも経済的になんとかなるという見通しがついた時点で、生活は確保できる、後は自分自身の健康状態の確保だ、と言う方向に意識が変わっていったんだと思います。
最初に方に書いたように、私自身小学生の頃から虚弱体質と言われて育ってきましたので、体力そのものにあまり自信がありません。
そこへ加えて、私が大学生の頃、51歳の父親が心筋梗塞で急逝、さらにこのサイトを始めるきっかけにもなった私の妻が48歳で、これまた2年間の闘病生活後急逝。
残された家族の悲哀は身に沁みています。そう考えると、せめて息子が成人するぐらいまでは、ともかく私が元気に暮らしていたい、という希望を強く感じていました。
結局最終的な判断のポイントは、経済的問題と体力的精神的な問題に集約されそうです。ただこの体力的というのは数字では表せないもので、自分自身の主観に頼るしかないというところが面倒です。
続けられるだろうか、いややっぱり精神的に辛くなって途中でまいってしまうんじゃないだろうか、と悩みました。
もちろん精神的に追いつめられて健康を害したなと判断したとき病休をとり、その後さりげなく退職するという方法もあります。
しかし、病休をとるような状態まで追い込まれたら、その後退職したとしても日常の家事労働も負担になり、結果的に私一人ならともかく、息子の面倒をみる人間がいなくなる可能性があると思え、限界までがんばるということは選択肢に入れていませんでした。
(そこまで頑張って鬱状態になってしまう人も多いと聞いていました)
というわけで、年末年始を通してあれこれ悩んでいたわけですが、この時期は翌年度の4月以降の仕事の見通しが分かってくる時期です。