総支出の計算(2)

④ 車関係の税金(自動車税)

 車検時に払う強制保険や税金を除いて、毎年5月ごろに請求が来る税金です。仮に5万として、運転は57歳から計算しやすいように77歳まで20年間行ったとします。総額は100万となります。

 軽自動車なら年額1万円程度なので、20万と考えられます。以上から20~100万円とします。

⑤ 国民健康保険料

 家族構成によって額が大きく変わる上に、徐々に値上げの圧力にさらされています。これも所得金額と自治体によって額が変わります。

 一番良いのは市役所等に出向いて確かめることですが、我が家の場合は所得の金額によって10~25万と変動していますので、仮に20万とします。

 65歳以降は計算方式が変更になると思われますが、あくまで仮の金額を求めているので、生涯20万とします。という事は25年間で500万円ということになります。

⑥ 任意の医療保険、傷害保険

 最近は持病があっても加入できる医療保険というのも増えているようです。保険料を仮に年間10万として、57歳から75歳まで加入したとすると、180万円が必要になります。

⑦ 車の維持費関係の費用

 車検時に必要な整備費用、自賠責、税金等を含めて仮に1回10万とします。57歳から77歳まで20年間だと車検は10回なので、100万の支出です。

 任意保険も考えないといけません。優良運転手で仮に年間の保険料を4万とすると20年間で80万。面倒なので車関係の総費用を車検と合わせて200万円とします。

⑧ 国民年金保険料

 子育て中に退職をした場合は、これも必要かもしれませんが、ここでは割愛します。また早期退職した場合は、60歳まで支払い義務がありますが、収入等が少なければ免除になりますので、これもゼロとします。

⑨ 子供の教育費

 57歳ならほとんどの仮定で子育ては終了していると思われるので、この費用も仮にゼロとします。