・ 国民年金保険料
早期退職後も支払う場合は一か月15590円(1年で187080円)ただし平成28年度からは16260円に値上げ。各種の免除制度もあります。私は免除制度を利用しました。
・ 国民健康保険料
前年度の所得に応じて、ややこしい計算式が行われます。また各自治体によって若干金額が変わります。1年分の請求で、1人当たり10~25万ぐらいだと思います。
余談ですが、早期退職後数年経っても、この金額だけはほとんど変わらず、年間の支出項目でダントツ一位です。
・ 任意の医療・障害保険
必要に応じて加入する保険です。掛け捨てなら0~15万ぐらい?貯蓄性も含めると、30万以上ではないでしょうか。私は61歳になって保険料アップを機会に加入を諦めました。
・ 自家用車等の任意保険
1人当たり3~10万ぐらい?
・ 自家用車の車検費用
保険料ではありませんが、自賠責保険も含まれるので、ここに分類しました。原則2年に1回ですが、1台当たり5~15万?
以上から、早期退職後の年間の家計支出を除いた税金や保険料の支出は総額は1世帯当たり20~130万円ぐらいになりそうです。
これに平均生活費の168万をプラスすると178~308万という結果になります。当然ながら冒頭に書いたように、これに住宅ローンや教育費、遊興費、交際費と言った費用が加わる可能性は大きいです。
ということは、結果的に200~350万程度という事になり、雑誌でいうところの豊かな生活のために、月々30万というのも、全く根拠がないわけではなさそうです。