早期退職という決断をしてからほぼ6年半が経過し現在63歳です。(2016年5月現在)決断をしてからの5年は長いだろうなあと当初は予想していましたが、ここまで来て振り返ってみるとあっと言う間ですね。これはどんな人生にも言えることなのかもしれません。
そんな中、多くの人が早期退職を決断する時に心配することは何かということを改めてまとめみました。この後の展開ですか、こういった悩みを意識しながら、実際に早期退職を決断するにあたって考えておいた方が良いことをまとめようと思っています。
というわけで先ずは、ネットで早期退職予定者の心配事というのを調べてみると、だいたい以下のような項目であることが分かりました。
① 退職金の額
② 勧奨制度の有無
③ 退職後の仕事、収入
④ 退職後の心境変化
⑤ 退職決意のきっかけ
⑥ 退職後に仕事以外で何をする
⑦ 早期退職意識後から実際の退職までに何をするか
⑧ 早期退職後の家族の反応
⑨ 退職金の利用法
⑩ 独立起業するとして、その準備と方法
⑪ 退職後の税金や保険料への不安
⑫ 生活が成り立つか
⑬ 将来や老後の見通しはどうか
⑭ 年金はいくらもらえるのか
⑮ 生活費以外の突然の出費は何か
⑯ 自分の健康、体力について
⑰ 家族の将来について
⑱ 生活が破綻しないか
⑲ 早期退職を諦めた場合、自分の健康や生活はどうなるか(健康面が原因の早期退職の場合)
実際にはこれらのことが相互に錯綜して、何だか訳が分からない状態の中で、仕事をしながら悩み続けると言うのが実態ではないでしょうか。
一方これらを解きほぐすためには、
① 早期退職をする理由の明確化
② 早期退職時の退職金や貯蓄額の把握
③ 早期退職後の仕事等による収入の目安
④ 早期退職後の年金の額
⑤ 早期退職後の支出の目処
等が分かれば、ある程度将来設計が出来ると思われます。実際私はこの順番ではありませんが、
①については自身の体調不良。
②については自分で退職金を計算し、すべての貯金通帳等を持ち出して資産の一覧表を作成。
③が一番悩みました。これについては別のページで。
④も自分である程度計算
⑤は家計簿を付けることによって把握
という段階を経て決心するにいたりました。これ以降のページで、こういった内容について具体的に説明していこうと思います。