人が早期退職を意識することになる要因は、大きく分けで二つあると思っています。一つは外的要因。もう一つが内的要因。もちろんこの二つが混合している場合も多いです。

　外的要因とは自分を取り巻く環境の悪化により、早期退職を意識せざるを得ない状況に追い込まれること。

　具体的には

・　仕事が忙しすぎる

・　管理職若しくは同僚との折り合いが悪い

・　責任が重すぎて担えない

・　職場で孤立している

・　リストラが行われた

というような要因が考えられます。

　内的要因の方は

・　自分自身の健康問題

・　外的要因にも絡んだストレス

・　　家族の健康問題や介護問題で仕事に割ける時間が減少

　というようなことですが、多くの場合、リストラはともかく、いくつかの原因が複合的に絡んでいることが多いように思います。（一つの要因だけなら、自分から早期退職は選択しないような気もします）

　ただどの場合も、最終的には本人に大きなストレスが生じ、そのストレスから逃れるためには通常の運動や気分転換では解消に至らないことが分かった場合に決断を迫られることになります。